金正恩氏の妹に４回会った文大統領「出会いの小さな火をたいまつにしよう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.12 14:34
文在寅（ムン・ジェイン）大統領は１１日、ソウル国立中央劇場ヘオルム劇場で北朝鮮高官級代表団と会い、「私たちが会ったことが重要だ」とし「この出会いの小さな火がたいまつになるよう南北が協力しよう」と述べた。
北側代表団長の金永南（キム・ヨンナム）最高人民会議常任委員長が「大統領と意見を交換し、繰り返し会うきっかけと機会を用意したため、また会えるという希望を抱いて戻る」と述べたことに対する返答だった。金永南委員長は「貴重な時間を割いていただいてうれしく思う。印象的だ」と話した。
文大統領夫妻はこの日、北側代表団と並んで座り、三池淵（サムジヨン）管弦楽団の公演を観覧した。この席で金正恩（キム・ジョンウン）労働党委員長の特使の金与正（キム・ヨジョン）党中央委第１副部長は金正淑（キム・ジョンスク）氏に「文大統領と必ず平壌を訪れてほしい」と伝えた。
北朝鮮代表団の２泊３日の訪韓中、文大統領は金与正氏に４回会った。金与正氏一行は１１日午後１０時２４分、仁川（インチョン）国際空港で金正恩専用機に乗って帰った。