<平昌五輪>北朝鮮の三池淵管弦楽団140人が韓国へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.16 08:11
南北(韓国・北朝鮮)が平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)に140人規模の北朝鮮芸術団が参加することで合意した。また、芸術団は五輪が開催される江陵(カンヌン)とソウルで公演するという意見で一致した。北側芸術団の南側での公演は2002年8月の「民族統一大会」以来15年6カ月ぶり。また規模の面で歴代最大であり、地方で公演するのも今回が初めてとなる。
南北は15日午前10時から板門店(パンムンジョム)北側の統一閣で北朝鮮芸術団派遣のための実務協議を行い、こうした内容を骨子とする5項目の共同声明文(合意文)を発表した。この日の協議の過程で「北側は芸術団が板門店を通じてソウルと平昌に移動するという立場を伝え、輸送手段の支援を要請した」と、南側首席代表の李宇盛(イ・ウソン)文化体育観光部文化芸術政策室長が明らかにした。李室長は「南側もソウルから江陵までKTXで移動する案を北に伝え、北側芸術団の移動経路と公演日程、場所などは北側の事前点検団が点検した後に最終決定する」と説明した。