有線インターネット接続やＰＣの普及は減少しているが、モバイルインターネット接続やスマートフォンの普及はいち早く増加している。インターネット利用パターンがモバイルを中心に急速に変化していると分析されている。

未来創造科学部と韓国インターネット振興院はこうした内容の「２０１３インターネット利用実体調査」の結果を１６日発表した。７月１日から３カ月間に全国３万世帯、世帯構成員７万７４０２人を対象にインターネット利用現況や環境などを分析した。

これによると家庭のインターネット接続率は昨年の９７．４％から９８．１％に上がったが、有線インターネット接続率は８２．１％から７９．８％に低下した。モバイル機器の保有率は昨年の６３．７％から７１．６％に上昇した一方、家庭のＰＣ普及率は２００５年以降初めて下落（昨年８２．３％→今年８０．６％）した。これはスマートフォンの普及が大きく伸びながら、場所に束縛されないインターネット使用（５８．３％→９１．０％）が日常化したためと分析されている。

インターネットの利用の仕方も変わった。電子メールの利用が減った一方、カカオトーク・ＬＩＮＥ（ライン）などモバイルメッセンジャーの利用（６０．１％→８２．７％）がかなり広がった。一方、韓国のインターネット利用者数は初めて４０００万人を超えたと調査された。１０年前の２００３年（２９２２万人）よりも約１０００万人増の４００８万人を記録した。