「K-POPと手を握ろう」 海外ポップスター、韓国歌手とコラボアルバム相次ぎリリース
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.15 11:19
故マイケル・ジャクソンのプロデューサーとして有名なテディー・ライリー(49)。ライリーは1991年に発売されたジャクソン8枚目のスタジオアルバム『Dangerous』をプロデュースした。このアルバムは当時米国ビルボードのアルバムチャート1位に君臨し、以後ポップ界に一線を画す名盤として位置づけられた。最近、ライリーの名前はK-POPアルバムでしばしば見かけるようになった。ことし2月、SHINee(シャイニー)のメンバー、テミンの初ソロアルバム『Press it』、昨年3月EXO(エクソ)2ndアルバム『EXODUS』のプロデューサーとして名前を連ねた。SMエンターテインメントが世界500人以上の作曲家グループを運営し、彼らをソウルに招いて曲作業を行う「SMSongwriting Camp(SMソングライティング・キャンプ)」が窓口になった。
このようなグローバル協業システムをめぐって世間では「外国人の好みに合わせて外国人が作ったK-POP」と斜めに見る向きもあった。ところが最近、K-POP界のあちこちでグローバル協業システムが普遍化している。大手芸能事務所のアイドル歌手だけに限定された話ではない。R&B、レゲエ、ヒップホップ、エレクトロニックダンスミュージック(EDM)など、ジャンルも多様化した。世界市場を攻略するK-POPとアジア市場を狙う海外ポップスターのニーズがK-POPに帰結しているのだ。