千法務「姜禎求教授を書類送検せよ」指揮権発動し波紋

千法務「姜禎求教授を書類送検せよ」指揮権発動し波紋

2005年10月13日09時33分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  千正培(チョン・ジョンベ)法務部長官が12日、国家保安法違反疑惑で捜査を受けている姜禎求(カン・ジョング、59、東国大社会学科)教授事件に対して指揮権を発動、書類送検(不拘束任意捜査)するよう金鍾彬(キム・ジョンビン)検察総長に指示した。

  法務部長官が検察総長に対する指揮権を公式発動したのは憲政史上初の保安法改廃問題と保革対立および第一線検事らの反発など、波紋が予想される。

  今回の指揮権発動は10~11日、李炳浣(イ・ビョンワン)大統領秘書室長と文喜相(ムン・ヒサン)開かれたウリ党議長が「姜教授拘束不可」意見を表明した後に出てきたことから青瓦台(チョンワデ、大統領府)と事前に連絡をとっていたものとみられている。

  姜教授の事件とは「朝鮮戦争は北朝鮮が試みた統一戦争」という過激な親北発言で物議をかもしたというもの。

  千長官はこの日、検察総長に送った2枚の「捜査指揮書」で「韓国憲法では国民の身体の自由を基本権と規定して最大限保障しており、刑事訴訟法には憲法精神がそのまま受け継がれ、証拠隠滅および逃走の恐れがある場合にのみ被疑者および被告人を拘束することにしている」と明らかにした。

  千長官は引き続き「このような精神と基本原則は公安事件に対しても同じように適用されなければならない」とし「姜教授に対しては憲法と法律が定めた拘束理由を充足したとは断定しにくいので、不拘束で捜査するよう第一線の検察を指揮してほしい」と付け加えた。

  検事らは「検察の捜査権を萎縮させられる」として大きく反発しているとともに「国家の存立を害する保安法違反者に対して法務部長官が出るのは捜査権侵害の前例になり得る」と指摘した。
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