北朝鮮軍のAK銃弾、JSA南側の木に撃ち込まれた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.17 09:32
13日午後、北朝鮮軍が板門店(パンムンジョム)共同警備区域(JSA)を通した亡命を防ぐ過程で発射した銃弾が南側地域まで飛んできたことが明らかになった。
16日、複数の軍消息筋によると、事件発生後に国連軍司令部の軍事停戦委員会(軍停委)の現場調査結果、北朝鮮軍が使う拳銃と自動小銃の銃弾がJSA南側地域の警備所近くの木に撃ち込まれていたことが確認された。軍事境界線(MDL)から南に20~30メートル離れているところだ。当時4人の北朝鮮軍追撃組が拳銃とAK自動小銃で約40発を亡命した北朝鮮軍に向かって照準射撃した。
停戦協定は非武装地帯で敵対行為を禁止している。国連司令部は被弾の痕跡を写真で撮影して北朝鮮軍が停戦協定を違反した事実を立証する証拠資料として使う予定だ。宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官は14日、国会国防委員会で「北朝鮮軍の銃弾が最終的な被弾地域が韓国側なのか」という質問に「そうだ」と答えた。しかし、合同参謀本部関係者は同日「被弾の痕跡が見つかったと長官に報告したことがない」と明らかにして問題になった。