韓国国防長官、天安艦・延坪海戦を説明しながら「望ましくない衝突」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.21 13:50
鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官が「西海(ソヘ、黄海)守護の日」を「好ましくない南北間の衝突、天安艦、こういうもの含め、すべてを合わせて追悼する日」と述べ、野党議員の激しい批判を受けた。
鄭長官は20日、国会で開かれた外交・統一・安保分野の対政府質疑で、白承周(ペク・スンジュ)自由韓国党議員が「西海守護の日」行事に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が出席しない問題を指摘しながら「西海守護の日がなぜつくられたのかを説明してほしい」と要請すると、このように答えた。白議員が「挑発か衝突か」と繰り返し尋ねると、鄭長官は「北朝鮮の挑発によって衝突があった」と訂正した。
また、尹相ヒョン(ユン・サンヒョン)韓国党議員が「元将官400人ほどが鄭長官を叱責している。なぜ安保を崩すことに率先するのか」と指摘すると、鄭長官は「予備役は誤った知識で理念的な部分のためそのように話している」と答えた。尹議員が言及した予備役団体は1月に発足した「大韓民国守護予備役将星団」で、9・19軍事合意の破棄を主張してきた。