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<W杯>FIFA公式スポンサー、自動車企業は現代が唯一

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.22 16:32
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フランスサッカーの英雄ティエリ・アンリが画面いっぱいに登場する。アンリは「1998年フランスW杯の決勝で相手チームの選手と交換したユニホーム」と説明しながらブラジルのスーパースター、ロナウドのユニホームを見せる。続いて選手5人の名前が書かれた紙1枚を取り出して見せる。準々決勝でイタリアとPK戦に入った当時に監督が渡したキッカーの順序が書かれたメモだ。

アンリが穏やかな声で自分が体験したW杯を説明する間、画面の右下には「HYUNDAI」という字が「H」型の現代車ロゴと共に出ている。1分27秒のこの映像はロシアW杯期間、全世界に放送される。アンリだけでなくドイツのサッカースター、ポドルスキーが「ブブゼラ」を持って2010年南アフリカW杯を回想する映像、ブラジル代表の主将カフーが94、98、02W杯の経験を語る映像も現代車のロゴと共に全世界に放送される。

 
現代車がW杯に関連するこのような映像を制作できるのは、1999年から国際サッカー連盟(FIFA)を公式的に後援しているからだ。世界自動車企業のうちFIFAが主管する大会をマーケティングに活用できる権利を現代車だけが持っている。

W杯では自動車だけでなくコカコーラ、VISAカード、マクドナルド、カタール航空などの有名企業がスポンサーになっている。製品の属性がスポーツと関係がないにもかかわらずスポンサーになる理由を、マーケティング専門家らはサッカーが持つ「グローバル普遍性」に見いだしている。チャ・ウジュン現代車ブランドコミュニケーション1チーム長は「マーケティング業界用語でいわゆる『一発』で認知度を高めるイベントとして地上最大の行事がW杯」と説明した。

スポーツファンを分析すると、大きく4つに部類される。サッカーを例に挙げると(1)無関心層(2)W杯期間の一時的な関心層(3)普段からクラブサッカーに関心を持つ層(4)熱心なファン--に分かれる。サッカーは他の種目に比べて無関心層が最も少ない種目に挙げられる。チャ氏は「普通、マーケティングの側面では最後の2つの層が主なターゲットだが、W杯の場合は3つの層がすべてターゲットになる。また無関心層も最も少ないため、大きな効果がある」と説明した。

4年ごとに開催される大会だが、オリンピック(五輪)と比較してもW杯のマーケティング効果は目立つ。五輪は1カ月ほどの大会期間を除けばマーケティング効果が大きく落ちる。種目別に人気の差が大きいのも弱点だ。一方、W杯はマーケティング効果が4年近く続く。本大会が開催されるまでFIFAは女子W杯、ユースW杯、U-20W杯など10余りの大会を開催する。地域と階層を別にして消費者攻略が可能ということだ。あるマーケティング分析機関は現代車が2002年韓日W杯公式スポンサーとして活動し、6兆ウォン以上の広告効果を出したと分析した。2010年南アフリカW杯では競技場の広告看板だけで8兆6000億ウォンのマーケティング効果を得たという。W杯の決勝戦は世界の8億人が視聴するイベントであり、この時の広告露出効果だけで1兆ウォン(約1000億円)に達するという分析もある。

現代車がFIFAのスポンサーになった99年、サッカーマーケティングの効果は誰も断言できなかった。現在、現代車がFIFAにいくら後援しているかは双方間の契約内容に基づき公開していない。しかし99年当時は4000万-5000万ドルを出したと伝えられている。当時、現代車内ではこの金額をサッカーマーケティングに投じることをめぐり論議を呼んだ。現代車のイム・ソンボン・ブランドコミュニケーション2チーム長は「W杯大会が終わるたびに現代車の認知度調査をしてみると、大会の前後で大きい差がある」とし「数値を公開することはできないが、2014年ブラジルW杯を例に挙げると、大会後にドイツ市場でブランド認知度が倍に高まる効果があった」と説明した。

サッカーマーケティングをする企業は自社製品の属性とサッカーを結びつけるためにさまざまなアイデアを出している。コカコーラやマクドナルドのようにサッカー競技を観戦しながら飲食できる製品はアイデアの発掘がそれほど難しくない。VISAカードの場合、「世界の人々が楽しむサッカーのようにVISAカードも世界各地で便利に使用できる」というメッセージを込めている。中国の不動産企業の万達グループは規模に比べて認知度が低い企業だったが、巨額を投じて今回のロシアW杯を含む2030年までの4大会にスポンサーとして参加した。

サッカーマーケティングはW杯のほかクラブチームでも効果がある。現代車は最近、スペインのアトレチコ・マドリード、イングランドのチェルシーを公式後援すると発表した。これに先立ちフランス1部リーグのオリンピック・リヨンも後援している。チャ氏は「現代車は最高級ブランドを目指しているため、後援チームも各リーグを代表する名門チームの中から選択した」と説明した。

クラブサッカー後援はW杯とは異なる効果がある。各チームが地域を基盤にファンの支持を得ているため、地域密着型マーケティングが可能だ。大物選手が登場した時に広告を撮影する権利も持つ。スポンサーは胸・袖のようにロゴの付着位置によって後援金額が異なる。チームの選択にも制約が伴う。青のロゴを使用する現代車はリバプールの胸のロゴではなく、露出度が低いチェルシーの袖のロゴを選択した。リバプールは赤、チェルシーは現代車のロゴと似た青のユニホームを着る。

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    2018.06.22 16:32
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