<北核実験>10キロトンの核爆弾、ソウルに落ちれば最小20万人死亡

<北核実験>10キロトンの核爆弾、ソウルに落ちれば最小20万人死亡

2016年09月11日10時22分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  北朝鮮が1月から約8カ月ぶりに5回目の核実験を断行した。韓国政府当局が把握した通りなら5回目の核実験の威力は10キロトン規模で、4回目の時より4キロトン強い。もし人口が密集しているソウルに10キロトン級核爆弾が落ちたなら被害はどの程度になるだろうか。

  2010年5月に米国のランド研究所が発表した「北朝鮮の核脅威の不確実性」という研究資料によると、北朝鮮が夜間に10キロトン級核爆弾をソウルに投下したなら最小12万5000人から最大20万人が死亡すると予想した。

  研究所は最初に治療システムがまひすると予想した。韓国の病床数は2010年基準で36万1000床だが、重傷者31万人、軽傷者20万人、放射能汚染に不安を感じた被害者80万人など合計134万人が病院に集まることになる場合、医療システムがまひするものと予想した。

  人命被害だけでなく経済にも途轍もない打撃を与えると予想した。韓国の国内総生産(GDP)は10年以上10%ずつ落ち1兆5000億ドルの被害が発生するものとランド研究所は予想した。

  米国防総省国防脅威削減局は2005年にコンピュータでのシミュレーションを通じ、ソウル・竜山(ヨンサン)に20キロトンの核爆弾が地上で爆発する場合、最大でソウルの人口の20%以上が死亡する可能性があると分析した。

  即死者は34万4412人、放射性降下物による死亡者78万4585人が追加で発生し合計112万8997人が死亡するものと予想する。負傷者を含めば全死傷者は274万8868人に達し、被爆者の90%は1年以内に死亡する確率が非常に高いと予想した。

  一方、韓国政府は北朝鮮の9日の核実験が5回の実験の中で最も強力なものと把握している。

  核実験場所である咸鏡北道吉州郡(ハムギョンブクド・キルジュグン)の地形を考慮すると、実際の地震波より威力が大きい可能性もあるという分析が出ている。韓国科学技術院(KAIST)のイム・マンソン教授(原子力量子工学)は「吉州は頑丈な岩石地域なので政府が予測するより核実験の強度がさらに大きい可能性もある」と話した。北朝鮮がこの日実施した核実験は15キロトン前後という観測もある。

  科学技術政策研究院のイ・チュングン研究委員は「1945年8月に広島に投下された核爆弾が15キロトンだった。北朝鮮の地質などを考慮すれば5回目の核実験は少なくとも広島に落とされた核爆弾『リトルボーイ』の爆発力程度の核弾頭実験だったかもしれない」と分析した。

  当時この爆撃で広島市の中心部約12平方キロメートルが爆風と火災で破壊された。死亡者7万8000人、負傷者8万4000人、数千人の行方不明者が発生し、破壊された家屋数は6万戸とされる。
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