２００９年のスポーツコリア“太陽は沈まない”…サッカー編
＜サッカー＞
イングランドプロサッカープレミアリーグで大活躍中の朴智星（マンチェスター・ユナイテッド）の疾走も続く。移籍説も出回ったが、アレックス・ファーガソン監督は２００８年末「今シーズンが終わる前まで朴智星との再契約を完了したい」と話し、マンチェスターの有力紙であるマンチェスター・イブニングニュースは「朴智星はオールド・トラフォードとファーガソンにとってなくてはならない選手になった」と報道した。
監督の後押しを受けた朴智星は、これからがふんばり時だ。朴智星は自分の得点より味方にパスするチーム・プレーと犠牲精神の象徴だったが、これからはまた違った姿を見られそうだ。２００２年ワールドカップポルトガル戦でゴールネットをゆさぶりヒディンクに駆け寄ったときに見られた彼の熱いまなざしだ。イギリスで活躍する金斗炫（キム・ドヒョン、ウェストブロミチ）と薛琦鉉（ソル・ギヒョン、フラム）の活躍も期待される。
フランスの有力日刊紙であるル・フィガロは２００８年サッカーをまとめ、パク・ジュヨンをＡＳモナコ最高選手に選定した。「得点は２ゴールに止まったが、立派な技術と高い運動能力を取り揃えており、試合を見る視野がすぐれている」という理由だ。ル・フィガロはまた「プレッシャーを払い落としたらリーグ後半日程を終えて、最高選手に名を挙げているだろう」と語った。
ドイツのドルトムントに行った李栄杓（イ・ヨンピョ）は、抜群の実力でホーム観衆の熱烈な支持を受けて再契約を果たし、第２の全盛期を予告した。ロシアでは金東進（キム・ドンジン、ゼニット）とオ・ボムソク（サマラ）が、日本では金南一（キム・ナムイル、ヴィッセル神戸）と曺宰溱（チョ・ジェジン）、朴東赫（パク・ドンヒョク、ともにカンバ大阪）らが活躍するものとみられる。