韓国人小説家の韓江氏、ブッカー賞最終候補に…再び受賞か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.13 15:55
韓国の小説家、韓江(ハンガン)氏(48)が著書『白い』(The White Book)で世界的な権威を誇る文学賞「ブッカー賞インターナショナル部門(Man Booker International Prize)」の最終候補に入った。2年前に『菜食主義者』(The Vegetarian)で同賞を受賞したことに続き、最終候補に残ったのはこれで2度目となる。
ブッカー賞運営委員会は12日(現地時間)、韓氏の『白い』がインターナショナル部門最終候補6作品の中に入ったと発表した。韓氏はブッカー賞公式ホームページのインタビューで「候補に入るとは思っていなかった」とし「『白い』は小説であると同時に小説と随筆、詩の境界に存在しながら分類に抵抗する本。候補作にこのような実験的な本が含まれて驚いている」と明らかにした。