韓国防空識別区域侵犯の軍用機、核搭載可能な「中国版B-52」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.11 09:46
9日午前10時、韓国空軍が非常事態を迎えた。正体不明の航空機2機が済州(チェジュ)南側にある離於島(イオド)近隣の韓国防空識別区域(KADIZ)に入ったことがレーダーで確認されたからだ。
F-15K、KF-16など空軍主力戦闘機10余機が緊急発進して対応に入った。確認の結果、この航空機は中国海軍航空隊所属だった。中国軍用機は午後3時まで1、2機ずつKADIZに進入した。このようにKADIZに進入した中国軍用機は計10機を超えた。このうちH(轟)-6爆撃機6機、Y(運)-8J早期警戒機1機、Y-9JB情報収集機1機の8機は大韓海峡側に移動し、日本防空識別区域(JADIZ)にも入った。8機は対馬付近を通過して東海(日本名・日本海)まで飛行した後、Uターンして東シナ海に戻った。日本は戦闘機26機を出動させた。一時は大韓海峡上空で50機ほどの韓日中軍用機が近接対峙する緊迫した状況になった。日本防衛省はこの日午後8時30分、中国軍用機のJADIZ進入を発表したが、その時まで韓国軍は関連事実を隠していた。