オバマ大統領、中国外相とサプライズ面談…北朝鮮制裁合意に重み
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.26 09:13
米国と中国が24日(現地時間)、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議案の草案に合意し、北朝鮮制裁の主体が中国に変わった。これまで国際社会で対北朝鮮圧力を加速させたのが米国なら、実際の制裁に向かう実力行使の主役は中国となる。
決議案の草案は中国の王毅外相とライス米大統領補佐官(国家安全保障担当)が合意した通り、過去より強力な条項が多数含まれたと、複数の消息筋が伝えた。北朝鮮の核・ミサイル開発に関係がある機関・個人および関連企業が一斉に制裁対象に含まれた。また、疑わしい貨物を積んだ北朝鮮船舶の入港禁止と航空機の領空通過禁止、以前より強化された北朝鮮銀行の海外送金・決済厳格制限などが盛り込まれているという。ロイター通信は国連消息筋を引用し、「内容が多いうえに(制裁を具体的に盛り込んだ)実質的な草案」と伝えた。