原油価格揺るがすシェール革命、「2020年には衰える」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.04 10:24
これに先立ち米国政府はこうしたシェール革命が相当期間続くとの見通しを示した。EIAは今年のエネルギー見通しで地域別の見通しを別に出さなかった。だが、ネイチャーは、「EIAがビッグ4は生産量が急速に増え2020年以降は停滞期を迎え、残りのガス地帯は成長を維持するとみている」と伝えた。ゴールドマンサックス、ウッドマッケンジーなど世界的コンサルティング会社の見通しもEIAと同じだ。
だが、3年間ビッグ4のシェールガス層を研究してきたテキサス大学のタッド・パツェック石油・地球システム工学部長はこうした見通しを「とても楽観的」と批判した。彼が挙げた問題点は大きく2種類だ。