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カナダと初の無期限・無制限通貨スワップ…「為替の盾」強化(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.17 09:15
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外貨不足事態を迎えた時に使用できる韓国の「外貨マイナス通帳」がもう一つ増えた。その対象も3大国際格付け機関が最高(AAA)と評価するカナダだ。さらに満期と限度の条件がない無期限・無制限支援形態だ。

韓国銀行(韓銀)は16日、カナダ中央銀行と通貨スワップを締結したと明らかにした。韓銀は今年に入ってマレーシア・オーストラリア・インドネシアなどと通貨スワップを締結また延長し、先月10日には3600億元(約6兆1360億円)規模の韓中通貨スワップ延長に合意した。ここにカナダとの通貨スワップが追加され、為替の安全弁はさらに強化された。

 
通貨スワップとは契約締結国間で特定日や期間(満期)を決め、期間内にあらかじめ約束した為替レートでお互い通貨を交換する為替取引をいう。有事の際に備えた「積立金」のような外貨準備高(10月末基準で3845億ドル)がなくなった場合に自国通貨を相手の中央銀行に預けてそれに相応の外貨を借りて使えるため「外貨マイナス通帳」と見なされる。カナダとの通貨スワップ協定は3つの側面で従来の契約と区別される。

1つ目、限度制限がない。事前に最高限度を設定しなかった。もちろん両国の協議で通貨交換規模が決定される。

2つ目、満期を特定していない常設契約だ。このため満期のたびに通貨スワップの延長をめぐる駆け引きをする負担もない。韓銀は「韓国がこのように満期と限度の条件がない常設契約形態の2国間通貨スワップ協定を結んだのは今回が初めて」と述べた。

3つ目、カナダとの通貨スワップを通じて米国など基軸通貨国との間接的な連結効果も享受できる。カナダは2013年10月に米国・欧州・英国・日本・スイスの5カ国と相互無期限・無制限通貨スワップを結んだからだ。契約通りならカナダはカナダドルを米国ドル、ユーロ、日本円と交換できるが、韓国はこうしたカナダドルを韓国ウォンと無制限に交換できる。

その間、韓国は米国や日本など基軸通貨国と通貨スワップを締結していないため、為替の安全弁が制限的という評価を受けてきた。外貨準備高がいくら多くても危機を迎えれば外貨が一気に流出するため基軸通貨国との通貨スワップ締結が必要だというのが専門家らの診断だった。

LG経済研究院のイ・チャンソン研究委員は「カナダと満期と規模の制約がない通貨スワップを締結することになり、非常時の外貨流動性が大きく高まった。米ドルやユーロ・日本円など基軸通貨と連結したカナダとの通貨スワップの効果を得ることになり、大きな意味がある」と述べた。

国際通貨基金(IMF)によると、カナダドルは6月末現在の外貨準備高構成で米ドル(63.8%)、ユーロ(19.9%)、日本円(4.6%)、英ポンド(4.4%)などに続いて5番目(1.9%)に多い。国際銀行間の通信協定(SWIFT)によると、9月現在、カナダドルは国際決済で米ドル(39.8%)、ユーロ(33.1%)などに続いて5番目に多く使われている。国際決済銀行(BIS)によると、昨年4月末基準でカナダドルの外国為替取引(5.1%)は6番目に多い。

韓銀の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は「カナダドルは国際金融市場で決済と保有通貨として取引され、認められている通貨であるため、今回の契約は2008年の韓米通貨スワップ以降、最も大きな意味がある通貨スワップ」と述べた。


カナダと初の無期限・無制限通貨スワップ…「為替の盾」強化(2)

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