韓国裁判所、国選弁護人指定の可能性…「被告人朴槿恵」なしに裁判か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.18 16:48
朴槿恵(パク・クネ)前大統領の裁判を担当しているソウル中央地方裁判所刑事合意22部(部長キム・セユン)の悩みが深まっている。裁判所は朴前大統領の弁護団が全員辞任すると17日に予定された裁判を開かなかった。次の裁判は19日だ。ソウル中央地方裁判所関係者は「現在では朴前大統領側が弁護人選任関連の立場を伝えるか、欠席事由書を提出するか待っている状況」と話した。また、「私選弁護人を選任するなら期日を先送りすることも可能」と話した。
だが、朴前大統領が新しい弁護人を選任する可能性は大きくない。朴前大統領弁護団にいたある弁護士はこの日「16日、朴前大統領の立場は法理的に争うことが無意味だと判断した朴前大統領が直接下した決定だ。新しい弁護人を探すのであれば、あえて辞任させただろうか」と話した。