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KOSPI指数、19日ぶりに取引時間中に1800P回復(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.12 08:52
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欧州事態も沈静局面という診断だ。教保(キョボ)証券のキム・ヒョンリョル投資戦略チーム長は、「欧州中央銀行(ECB)が最近流動性供給計画を発表し、ドイツとフランスの首脳が金融市場安定化策をまとめることで合意した。欧州の信用リスクを避けなければならないという共感があり、現実的な対策も相次いで出されるなど投資心理が改善された」と話した。

だが、証券市場の上昇傾向が年末まで続くのかに対しては意見が分かれた。欧州問題がまだ解決されていないため、今後もこの問題が証券市場の足を引っ張るという「慎重論」と、ギリシャがデフォルト(債務不履行)にならなければ予想より悪くない実体経済に後押しされ上昇が維持されるという「楽観論」に分かれる。

 
こうした時の投資は短期的には「ヒットアンドアウェー」、長期的には「業績中心」にしなければならないというのが専門家らの助言だ。キム・ヒョンリョル氏は、「いまは市場状況を見守り短期売買戦略を使うのが良い」と話した。彼は「10月は大幅に下落した8~9月の証券市場が本来の位置に戻っていく過程になるだろう。1900ポイントまで上昇する余力はあるが欧州問題が依然として変数となる」と診断した。

トーラス投資証券のオ・テドン研究員は、「KOSPIがさらに上昇する可能性は大きい。業績の良い優良銘柄を中心に長期投資するには適正な時期とみている」と話した。


KOSPI指数、19日ぶりに取引時間中に1800P回復(1)

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