金宇中元会長、大宇造船の中国行事になぜ出席?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.11 11:06
金宇中(キム・ウジュン)元大宇(デウ)グループ会長が7日、中国遼寧省瀋陽で開かれた大宇造船海洋と日林グループ間の了解覚書(MOU)締結式に出席した。MOUは、中国丹東に造船産業基地を建設し、船舶・海洋設備建造および修理、物流、エネルギー開発などで協力するという内容を含んでいる。金元大宇が旧大宇系列会社のビジネスの席に姿を現したのは異例。
大宇の世界経営を率いた金元会長は99年、大宇グループの解体とともに経営の一線から退いた後、特に事業活動をしてこなかった。旧大宇グループの役職員会合にのみ時々顔を出した。
当初、大宇造船海洋はこの行事に南相兌(ナム・サンテ)社長、王珉遼寧書記長らが出席したと紹介しただけで、金元会長には言及しなかった。しかし現地メディアのインターネット記事で金元会長の出席が確認された。これに関し、一部では「金元会長が今回のMOU締結にある種の役割をし、大宇造船を通して‘再起’を模索しているのではないか」という観測が出ている。