正恩氏、ことしの公開活動のうち半分は軍隊へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.18 16:07
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が、ことしは経済関連の公開活動を大幅に減らし、半分ほどを核・ミサイルなど軍関連分野に集中していたことが分かった。
韓国統一部は18日前日までのことしの正恩氏の公開活動関連の統計を出した。この統計によると、正恩氏はことし公開活動を75回行っている。昨年の99回に比べて24回(24.2%)少なくなった。統一部当局者は「例年に比べて金正恩の活動は減少し、特に経済分野活動が急減した」と説明した。正恩氏は執権初年度の2012年は37回(24.5%)、2013年74回(34.9%)、2014年62回(36%)、2015年70回(45.8%)、昨年50回(37.5%)を経済分野に割いたが、ことしは17回(22.7%)と大きく活動回数を減らした。特に、北朝鮮が6回目の核実験(9月3日)と大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星14型」の発射を行った6月21日から9月20日(報道日基準)までの93日間は経済分野の公開活動を全く実施しなかった。