「3R」で武装した現代ロテム、電車の海外受注に相次いで成功(1)

「3R」で武装した現代ロテム、電車の海外受注に相次いで成功(1)

2017年02月08日13時10分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
写真拡大
2018年からエジプト・カイロ3号線で運行される現代ロテムの電車鳥瞰図。(写真=現代ロテム)
  2015年、現代(ヒョンデ)ロテムの海外鉄道受注の実績はただ一件、トルコで300億ウォン(約29億3600万円)規模の電車事業を受注したが、コストパフォーマンスが悪く会社に打撃を与えた。韓国内での成績も悪かった。鉄道部門の受注実績は5770億ウォンと過去最低値となった。

  海外営業は中国の「鉄道崛起」から直撃弾を受けた。中国南車グループと北車グループが合併して作られた中国中車(CCRC)が登場して世界鉄道市場を掌握した。2012年以降、全世界の発注物量は20%ずつ減少しているが、低価格製品があふれて企業間競争が激しくなっている。2014年1月、3万300ウォンで株式市場にデビューした現代ロテムの株価は、1年で1万ウォン台に急落した。2015年の売上高は3兆3090億ウォンにもなったが、営業赤字が1930億ウォンに達した。戦略の見直しが避けられなかった。

  6日、現代ロテムが4330億ウォン規模のエジプト・カイロ3号線の電車事業に最終的に選ばれたのは戦略見直しの実りだ。1976年、アフリカ市場に進出して以来、最大規模だ。現代ロテムは、カイロの東側と西側をつなげるアバタ~カイロ国際空港区間(全長45.5キロメートル)で運行する電車256両を納品して8年間メンテナンスを引き受けることになる。これに先立ち、インドネシア・ジャカルタ州政府で発注した軽電鉄16両(382億ウォン)の受注からわずか数日ぶりの朗報だ。現代ロテムは昨年、売上高2兆9840億ウォン、営業利益1060億ウォンをあげ、黒字転換に成功した。

  現代ロテムのキム・ヒョンウク鉄道営業本部長は「1年で劇的に状況をひっくり返した秘訣は全社をあげて取り組んで実行に移した『3R』にある」と話した。「3R」とは、リスク管理(Risk Management)、収益改善(Revenue)、革新(Reengineering)の略字だ。本格的な体質改善のために無計画な受注から選別受注に舵を切った。経営革新委員会が設立され、プロジェクト別に収益性を入念に比較した。

「3R」で武装した現代ロテム、電車の海外受注に相次いで成功(2)
【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事