朴大統領、セウォル号沈没過程をテレビで一度も確認しなかった(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.11 09:03
朴槿恵(パク・クネ)大統領側が10日、憲法裁判所に提出した「セウォル号7時間」関連答弁書に対し、裁判所は追加疏明を要求した。朴大統領側は、裁判所が弾劾審判第1回準備期日の時に説明を要求してから19日ぶりにA4用紙17ページ分の答弁書を提出した。
李鎭盛(イ・ジンソン)裁判官は「相当部分は大統領が主張するセウォル号惨事当日の報告・指示についてだけ記載されている」とし「大統領の記憶を反映させて当日の言動を明らかにするべきなのに、答弁書は(憲裁の)要求を十分満たしていない」と指摘した。裁判所が追加疎明を要求した内容は▼朴大統領がセウォル号沈没をいつ最初に認知したのか▼午前9時を越えて沈没報道が出てきたがテレビを通じてこれを確認したか▼金章洙(キム・ジャンス)当時国家安保室長との7回分の通話を立証する記録があるか--などだ。