韓日首脳会談、3年6カ月ぶり開催へ

韓日首脳会談、3年6カ月ぶり開催へ

2015年10月27日10時57分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
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  朴槿恵(パク・クネ)大統領は11月2日にソウルで韓日首脳会談を開催することを日本政府に提案したと、青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者が26日明らかにした。この関係者はこの日の記者会見で、「ソウルで開かれる韓日中3カ国首脳会談を契機に、韓日首脳会談の開催を推進している」とし、このように述べた。日本政府も韓日首脳会談に前向きだと伝えられ、朴大統領と安倍晋三首相の初の首脳会談が実現する見込みだ。

  また青瓦台は朴大統領の招請で中国の李克強首相が31日から11月2日まで訪韓し、朴大統領と首脳会談をする予定だと発表した。31日には韓中首脳会談、来月1日には韓日中首脳会談、2日には韓日首脳会談が相次いで開かれる見通しだ。

  ◆「慰安婦問題」の日本の態度がカギ

  韓日首脳会談が実現すれば2012年5月以来およそ3年6カ月ぶりとなる。朴大統領は今年3月のリー・クアンユー(李光耀)前シンガポール首相の国葬、昨年11月の中国北京アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会談などで安倍首相に会ったが、会談はしていない。朴大統領は日本側が歴史歪曲および慰安婦問題などで前向きな態度を見せなければ関係改善に進むことはできないと強硬な態度を見せてきた。

  しかしふさがった韓日関係は朴槿恵政権に少なからず負担となった。今年上半期、安倍首相とオバマ米大統領の首脳会談を契機に日米間の「新同盟」が形成された。「中国傾斜論」まで出てくるほどの韓国政府の「親中国」の歩みは、北東アジアで米国が主導する韓日米連携枠から韓国が除外されるのではという懸念までもたらした。米国側は韓国政府に韓日関係の改善を注文してきた。

  青瓦台の関係者は「日本と関係改善をするという朴大統領の意志は明確だ」とし「慰安婦問題の解決などに対する日本側の誠意ある行動があるべきだ」と強調した。朴大統領と安倍首相の最初の首脳会談であるだけに安倍首相も韓国のこうした要求にある程度「呼応」するという観測もある。しかし慰安婦問題解決策をめぐる両国の立場の違いが変わっていないため、今回の会談で具体的な成果が出るのは難しいという観測も少なくない。

  ◆韓日会談提案だけを発表した理由は

  青瓦台は首脳会談日程を発表したが、韓日中は会談日程の発表をめぐり最後まで激しい駆け引きを繰り広げたことが分かった。

  韓国政府は日程を一度に発表する予定だった。しかし中国側がこの日、先に李克強首相の訪韓および韓中首脳会談の日程を公式発表することにし、変動が生じた。中国側は日本側の事情を考慮して李克強首相の訪韓と韓中首脳会談日程を公開できない理由はないという態度を見せたと伝えられ、これを受け、韓国側もこの日午後、31日に決定した韓中首脳会談日程を中国と同時に発表した。ただ、韓中は韓日中首脳会談の具体的な日程を明らかにしていない。

  韓日首脳会談を来月2日に開催することを日本に提案したという事実を公開した。首脳会談は日程が確定した後に発表するという慣例から外れたのだ。韓中首脳会談の日程が発表されたため、韓日首脳会談も慰安婦問題などをめぐり両国間の調整が終わっていないにもかかわらず発表することになったと、政府関係者は述べた。
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