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韓国の国産T-50訓練機が墜落、2人が殉職

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.29 08:58
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韓国空軍第1戦闘飛行団所属の超音速訓練機「T-50」1機が28日午後2時8分ごろ、光州市西昌洞(クァンジュシ・ソチャンドン)の空軍基地付近の上空から墜落した。この事故で訓練機に搭乗していたノ・セグォン少領とチョン・ジンギュ大尉が死亡した。韓国の技術で製作したT-50が墜落したのは今回が初めてだ。

空軍関係者は、「この日午後2時に戦闘飛行団を離陸し機動訓練中だったT-50訓練機が8分後に基地滑走路から東に1.6キロメートル離れた農地に墜落した」と明らかにした。

事故を目撃した住民らは、「飛行機が川べりを曲芸するように低く飛行していたら黒い煙を吹き出して墜落し爆発した」と話した。操縦士1人はパラシュートで脱出したが畑に落ち死亡し、もう1人は機内で死亡しているのが発見された。当時操縦士は教官昇級に向けた訓練を実施していたと空軍は説明した。事故訓練機の胴体は全焼し原形がわからなくなるほど破損した。墜落地点は民家から離れていたため別の人命被害はなかった。空軍と消防当局は事故現場で遺体と事故機を回収し正確な事故経緯を調査している。

 
韓国空軍は現在50機のT-50訓練機を操縦士教育用として運用中で、この日の事故直後に該当機種の飛行を中断した。T-50訓練機は超音速航空機で、韓国航空宇宙産業(KAI)と米ロッキードマーティンが共同開発した後、KAIが慶尚南道(キョンサンナムド)の泗川(サチョン)工場で生産している。最高速度はマッハ1.5、全長13.13メートル、高さ4.9メートル、幅9.16メートルだ。来月インドネシアに1号機の輸出を控えている。

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