現代車が1台で36万ウォン稼ぐ時、トヨタは279万ウォン稼ぐ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.29 10:25
中央日報が28日、新韓金融投資と共同で10大グローバル自動車企業の営業利益率を比較した結果、現代車グループは主要自動車企業のうち最も低かった。現代車グループの今年の実績は8年ぶりの最低水準だ。
営業利益率は売上高に対する営業利益を意味する。自動車を販売して得た金額から費用などを除いて実際に稼いだ金額の比率だ。昨年、現代車グループの営業利益率(4.7%)はグローバル10大自動車企業のうち7番目だった。しかし今年は現代車(1.2%)・起亜車(0.8%、ともに7-9月期基準)より営業利益率が低い自動車企業はない。
BMW(11.0%)・トヨタ(9.3%)は現代車グループより営業利益率が10倍ほど高い。3000万ウォン(約295万円)の乗用車1台を売る場合、現代車は36万ウォンを稼ぐとすれば、トヨタは279万ウォンも稼ぐということだ。販売台数を見ると、現代車グループが他社に比べて売れていないわけではない。現代車の7-9月期の販売台数(112万1228台)は世界で6番目に多い。起亜車(68万5396台)を加えると現代車グループは世界4大自動車企業となる。しかし内容が薄い。トヨタは3カ月間(今年4-6月期基準)で6兆9600億ウォン(6826億円、営業利益)を稼いだが、現代・起亜車が稼いだ金額(4662億ウォン、7-9月期基準)はトヨタの6.7%にすぎない。