現代(ヒョンデ)自動車は23日、第1四半期の販売台数が31万6366台、売上高が6兆320億ウォン、営業利益が1538億ウォンを記録したと明らかにした。販売台数と売上は世界的な自動車需要急減により前年同期比で29%と26%減少した。営業利益も稼働率低下とマーケティング費用の増加で前年同期比71%の減少となった。営業利益率は前年同期の6.5%から4ポイント下落の2.5%に落ち込んだ。特に海外法人で赤字を出したところが多く、連結決算をした場合には営業利益は2%以下に落ち込むものとみられる。
国内販売は昨年末から続く需要の冷え込みで18%減の12万9252台を記録し、輸出はウォン安という好材料の中でも34%減の18万7114台にとどまった。
現代自動車の業績について市場では概ね失望する雰囲気だ。世界市場は厳しくなっているが、昨年第1四半期に比べウォンは大幅に下がっていることを考えると、輸出は期待に及ばなかった。