「平昌以降」の南北対話、金正日時代より越えるべき山多い(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2018.01.15 16:14
◆細かい制裁の網目、韓国・北朝鮮が身動きできる幅は狭く
また、金正恩時代の核・ミサイルは米国の安保を直接脅かす水準に達した。米国の立場では、過去のように、南北対話を重視する韓国や6カ国協議主催国の中国に北核問題を「アウトソーシング」できない状況という意味だ。田奉根(チョン・ボングン)国立外交院教授は「北核の脅威が米国の安保利益を直接侵害するようになり、過去とは違って南北対話が制裁連帯と韓米同盟に及ぼす影響に対して米国は非常に敏感に反応せざるをえない」と懸念した。文政府が南北対話を通じて作り出すことができる政策空間が過去よりもはるかに狭まったということだ。