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歌手キム・ジャンフン「今回の行事、世界を『Dokdo・Korea』で埋め尽くす」(1)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2015.04.24 15:25
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「独島(ドクト、日本名・竹島)の守護神」キム・ジャンフンが烈火のごとく怒った。独島に関してはできるだけ感情を表わさず冷静に対応してきた彼だ。だが今回だけは政府傘下の機関に対しても“毒舌”を隠さなかった。

歌手キム・ジャンフンがこれほど腹を立てたのは、「70の独島」と名づけたアートフェスティバルの進行が、会場貸与の問題のために行き詰まったためだ。キム・ジャンフンは会場を借りるため2カ月かけて国の傘下機関内にある場所を現地調査し関係者たちと話し合ったが了解を得られていない。いろいろ理由はあったが、「独島行事」なので会場を借りられないというのがキム・ジャンフンの考えだ。

 
キム・ジャンフンは23日韓国日刊スポーツの電話取材に、激昂した声で「本当に腹が立ってすべてやめてしまおうと思った。ところがフェイスブックに出した文に大衆が本当に熱い応援を送ってくれた。再び頑張ろうと思う」と紹介した。

※以下は、キム・ジャンフンが自身のフェイスブックに掲載した文を再構成した内容。

キム・ジャンフンは政府の無能・無意志と戦うことが日本と戦うよりもさらに大変だという。彼は2カ月間準備してきた光復(解放)70周年グローバルプロジェクト「70の独島」が政府官僚の反対と懸念で挫折したと打ち明けた。

キム・ジャンフンが説明する「70の独島」についての説明は簡単だが、中身はぼう大だ。光復70年を迎えて独島を70の芸術で表現して展示しようというものだ。これには設置やパフォーマンスまで含まれる。彼は全国の大学の美術学部の申請を受けつけて作品を選定し、韓国の世界的なアーティストの参加も期待した。

彼が理解してもらいやすいようにと提示したアイデアには「韓紙工芸で作って光を出す独島」や針金・ペットボトル・螺鈿漆器など多様な素材を利用した作品まで含まれていた。


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