上陸・総合戦の演習には韓国が最適…連合訓練中止は米軍にもマイナス(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.22 14:18
北朝鮮の非核化のためにトランプ米大統領の要請で韓米が暫定的に中止することにした連合演習の誤解と真実は何か。両国はまず8月に予定された乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)演習から中止することにした。韓米連合演習の中止は北朝鮮と中国の希望事項だった。連合演習の中止によって韓米軍にはどのようなことが生じるのだろうか。韓国の安全保障にプラスなのか、マイナスなのか。防御的性格の連合演習を「挑発的で多くの費用がかかる」と語ったトランプ大統領の認識は正しいのか。
韓米連合演習の中止は、連合演習に批判的な北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長をなだめるためのトランプ大統領の戦略的接近で実現することになった。金委員長に訓練中止という大きな贈り物を与えることで、金委員長が非核化を拒否できないよう名分を築く政務的レベルだ。もちろん金委員長が完全な非核化に誠意を見せる場合に可能な論理だ。しかし演習中止を拡大した状態で金委員長が非核化をやめる場合、トランプ大統領の戦略的接近は無駄になり、韓米連合の戦闘力に大きな支障が生じる。