【社説】「大統領介入」の実情が表れる崔順実国政壟断
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.11 17:22
朴槿恵(パク・クネ)大統領が崔順実(チェ・スンシル)国政壟断に介入した状況が一つずつ表れている。朴大統領に対する捜査が避けられない状況だ。検察の捜査が右往左往せず進行するかどうかが注目されている。
チョン・ホソン前青瓦台(チョンワデ、大統領府)付属秘書官は最近、検察で「大統領の演説文など青瓦台の文書流出は大統領の指示に従った」と述べたという。検察は関連の証拠を確保するためにチョン前秘書官とともに「門番3人組」と呼ばれた李在万(イ・ジェマン)前総務秘書官、アン・ボングン前国政広報秘書官の自宅を家宅捜索した。さらに安鍾範(アン・ジョンボム)前政策調整首席秘書官は検察で朴大統領がミル・Kスポーツ財団の設立を支援するよう述べたことを認めた。これに関連して検察は大企業の役員を順に呼び、朴大統領が昨年7月に大企業トップと面談した過程を調べている。当時、大統領と単独面談した大企業トップ全員から聴取する計画だ。