元研修生を射殺した日本の警察官に無罪…中国は反発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.05 11:39
日本最高裁は職務質問に応じなかった中国人の元研修生(死亡当時38歳)を射殺した栃木県鹿沼の警察署所属の警察官に先月30日、無罪を確定した。香港紙「文匯報」が3日、報じた。最高裁はまた、元研修生の遺族が栃木県を相手取って起こしていた5000万円の被害補償金請求訴訟も棄却した。
裁判所は「元研修生が職務質問に反抗し、被告人の警察官を威嚇した。これに対し脅威を感じた被告が銃器を使った。これは公務執行過程における正当防衛に属する」との判決を下した。この警察官は2006年6月23日、市内の道路で職務質問をしている途中、この元研修生が抵抗して灯篭の石で攻撃しようとしたという理由で発砲した。元研修生は腹部に銃弾を受けて死亡した。