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【コラム】拳で心を買うことはできない=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.10 14:52
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最近、中東の過激派武装組織イスラム国(IS)のためにテロとの戦争目録に新しく名前を上げたシリア内戦でも死はありふれたものになっている。シリア人権観測所によれば今年10月までに25万~34万人が亡くなり、760万人以上が家を失い、400万人以上が国外に脱出して難民になった。シリアの人口が1700万人程度であることを考慮すれば、それこそ全国民が生き地獄にいることになる。こんな地獄にフランス・英国・ロシアまでが出てミサイルや爆弾をいくつか落として問題が解決されると思っている人は多くないだろう。

フランシス・フクヤマ米国スタンフォード大教授は「テロリズムは敵ではなく、1つの戦術」と指摘した。米国が戦うべき対象はテロという戦術ではなく、過激主義という悪い考えであろう。ISやアルカイダのような過激派勢力は憎しみと怨恨を食べて生きる。西欧は敵なので西欧人は民間救護員を含めた誰でも殺してもかまわないと扇動する。問題はこのような憎しみと怨恨の発言が民主主義国家という米国から何気なく出てきているという点だ。米国共和党の有力大統領候補として議論されているドナルド・トランプは「ムスリム(イスラム信者)の米国入国を阻止しなければならない」という暴言を発しながら世界に衝撃を与えた。すべてのムスリムを潜在的な敵に回すこのような発言は、米国を作った民主主義・人権・合理という価値を疑わせる。すでに中東・イスラム国のあちこちでは「それが米国の本心だ」という皮肉が出てきているという。

 
米国はテロとの戦争がイスラムとの戦いではなく過激主義との価値観の闘争であることを明確にしなければならない。そのような意味で別の過激主義指向の卑劣な言葉の政治家を内部浄化する勇気を見せなければならない。それでこそテロとの戦争で勝つ基盤を整えることができる。この戦争にかける費用の10分の1、いや100分の1でも人道主義的スローガンと中東・イスラム住民が暮らす手段を用意することに投じる政策変更が必須だ。心を買うには、拳ではなく人に対する温かい配慮が必要だ。軍事力ではなくソフトパワーを動員しなければならない理由だ。

チェ・インテク論説委員


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