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【コラム】拳で心を買うことはできない=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.10 14:52
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9日付の中央日報1面に掲載された米国海軍の次世代駆逐艦ズムウォルト号の威容は、多くのことを考えさせる。長さ182.9メートルで排水量が1万4564トンにもなるこの巨大な軍艦が、相手のレーダーには小さな釣り船程度にしか見えないという。想像できるあらゆる先端技術を適用したステルス艦だからだ。これを基に敵国の海岸に隠密に接近して心臓部に深々とミサイルを精密に攻撃できる。1隻で35億ドルという天文学的なお金をかけてこのような軍艦を持つ国は地球上で米国だけだ。10隻にもなる原子力空母の恐るべき威力に、こうしたステルス駆逐艦まで備えた米国の軍事力に無謀にも対抗する国はないだろう。米国はどの国も近づけない強大な拳を土台に1世紀近く世界を席巻している。

だが、このような米国もテロとの戦争では力や元気を取り戻すことができない。2001年9・11テロから始まった戦争は今年で15年目だが、いまだ現在進行形だ。アフガニスタンのカブールとイラクのバグダッドは容易に占領したが、戦争を終わらせられなかった。かえって戦場がますます拡大してついに先月13日のパリのカフェ・公演会場・サッカー場はもちろん、今月2日には米国カリフォルニア州サンバーナーディーノのパーティ会場まで範囲を広げた。

 
この戦争はお金を食べるカバだ。米国ブラウン大のワトソン国際問題研究所の推定によれば、米国は2001年から2020年まで4兆7000億~5兆4450億ドルをテロとの戦争に注ぎ込んだか、もしくは今後注ぎ込む予定だ。実際に投じた軍事費に軍人福祉費といった社会的費用、関連国債の利子まで含んだ金額だ。犠牲者はますます増えている。イラクでは戦争と内乱、報復攻撃などで最低6万3570人から最大112万4000人の犠牲者が発生した。アフガニスタンでも最低1万960人で最大24万9000人が亡くなった。隣国パキスタンでは1400~2300人がドローン攻撃などで亡くなった。米国も6600人以上の米軍と3000人以上の9・11犠牲者を含め9600人以上が命を落とした。それこそ大量虐殺の時代だ。


【コラム】拳で心を買うことはできない=韓国(2)

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