韓国造船3社が「世界初・世界最大」タイトル戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.10 11:13
現代重工業、サムスン重工業、大宇造船海洋の韓国造船3社が「世界初」または「世界最大」建造タイトルをめぐり激しく競争している。特許争いも加熱する兆しだ。実績不振から抜け出すために船舶の受注を速いペースで増やすには「最初」と「最高」の建造技術力を前面に出す必要があるからだ。
現代重工業は先月27日、国内では初めて1万トン級の海上クレーン時代を開いたと明らかにした。現代重工業はそれまで1600トン級のクレーンを使用していた。サムスン重工業と大宇造船海洋が保有する海上クーンはそれぞれ8000トン、36000トン規模。現代重工業側は「海洋設備のモジュール製作単位が従来の1200トンから8000トンへと6倍以上に増え、年間240億ウォン(約26億円)のコスト削減効果が期待される」と説明した。