自動車・半導体超える製薬市場…バイオに突破口=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.04 09:07
韓国の製薬会社もバイオに突破口を求めている。いち早くバイオシミラー(オリジナル新薬と同等の効能を持つ複製薬)に注目し2種を開発したセルトリオンが先頭走者だ。先月28日からは日本でリューマチ関節炎治療剤「レムシマ」を販売し始めた。高齢化で医療費負担が大きい日本政府はオリジナル新薬の70%の価格で同じ効能を持つバイオシミラーの許可に積極的だ。
サムスンバイオエピスは現在バイオ新薬5品目のシミラーを同時にグローバル臨床試験中だ。LG生活科学、東亜ソシオホールディングス、大熊製薬などの韓国企業もバイオシミラー臨床を進めている。特に来年から2020年までブロックバスター級バイオ新薬の特許が相次いで満了するためグローバル競争も激しい。世界初のバイオシミラーで市場を先取りするためだ。昨年11兆ウォン以上売れ世界売り上げ1位の「ヒュミラ」は現在サムスンをはじめアムジェン、べーリンガーインゲルハイム、ファイザーなど10社以上がバイオシミラー臨床中だ。