米国の為替操作国指定を免れた韓国…次の「火の粉」は洗濯機
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.18 15:40
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米財務省のスティーブン・ムニューチン長官。(写真=中央フォト)
為替操作国の指定は免れた。しかし一難去ってまた一難だ。次は洗濯機が「火の粉」だ。米国財務省は17日(現地時間)、10月の為替報告書を通じて韓国を為替操作国に指定しなかったと発表した。韓国は中国・日本・ドイツ・スイスとともに観察対象国に分類された。ことし4月の報告書でも韓国は観察対象国だった。今回報告書で為替操作国に指定された国は一つもない。4月の報告書で観察対象国に指定された台湾だけが今回リストから外された。
米財務省は「韓国ウォンがドルに比べて緩やかに切上げられた状況でも、当局が買い介入規模を減らした」と明らかにした。韓国の対米貿易黒字を220億ドル程度、経常収支黒字規模を5.7%と評価し、為替操作国指定基準〔対米貿易黒字200億ドル以上、国内総生産(GDP)に対する経常収支黒字3%以上〕を上回り、為替操作国指定のための3つの条件のうち2つを満たしていた。しかし、韓国政府が為替に介入した情況は見られないと判断して為替操作国の指定を免じたものと分析される。