韓経:外国人資金、韓国証券市場から10兆ウォン離脱の懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.27 10:01
モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)が新興国指数で中国本土株(A株)が占める割合を来年に大幅拡大する案を推進する。グローバルインデックスファンドが投資指標として活用するMSCI指数で他の国の割合が大きくなれば韓国証券市場の割合はそれだけ減る。MSCIの計画が現実化すれば韓国証券市場から10兆ウォン以上の外国人資金が離脱するだろうとの懸念が出ている。
26日のブルームバーグによると、MSCIは来年2度にわたりMSCI新興国指数に編入される中国A株所属銘柄の割合を時価総額基準で現在の5%から20%に拡大する計画を盛り込んだ声明を発表した。指数内の中国A株の割合は現在の0.7%からで2020年5月までに3.4%に増える。