【中央時評】「私は潔白、何でも調べなさい」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.09 14:32
韓国政治には「影の実力者」がいた。大統領の息子・兄・側近が権力を行使したのだ。金泳三(キム・ヨンサム)の金賢哲(キム・ヒョンチョル)、金大中(キム・デジュン)の金弘業(キム・ホンオプ)、李明博(イ・ミョンバク)の李相得(イ・サンドゥク)らだ。彼らはみんな監獄に行った。この政権でも影の話が出る。“第3の男”が大統領に資料を与えたり人物を推薦するということだ。実体はないが、噂は日々広まる。噂の主人公はチョン・ユンフェ氏だ。
彼は1997年から10年間、政治家朴槿恵(パク・クネ)の秘書室長を務めた。2007年に崔太敏(チェ・テミン)牧師の婿という話が広まると、彼は秘書室長から退いた。崔太敏牧師は70年代に「朴槿恵嬢」と密着していた人物だ。私はチョン氏に会ったことがなかったが、数日前に文字メッセージを送った。彼は正式なインタビューは断ったが、食事の話は受け入れた。私が「あなたの話をコラムに書きたい」と言うと、チョン氏は「かまわない」と答えた。