北朝鮮、超大型ロケット砲3発発射?…9回目の連続成功後に失敗の可能性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.11 15:00
北朝鮮が10日、「超大型ロケット砲」の試験射撃に失敗したという見方が出てきた。超大型ロケット砲は先月24日に初発射に成功した後、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が「北朝鮮式戦略戦術武器」と称賛した武器だ。5月4日に「北朝鮮版イスカンデル」と言われる短距離弾道ミサイル「KN-23」を発射させた後で、9回のさまざまな飛翔体の試験射撃に成功した北朝鮮が10回目にして失敗を味わったということだ。
11日、北朝鮮の官営メディア「朝鮮中央通信」が公開した10日の写真によると、超大型ロケット砲は4本の発射管に入れられた状態で試験射撃を始めた。試験射撃を終わらせた後、発射管4本のうち3本の前面の蓋が開いていた。残り1本は赤色の蓋がそのまま残っていた。発射管の後面写真でも全体4本の蓋のうち1本は閉じたままだった。3発射撃の可能性が浮上している背景だ。「北朝鮮が平安南道价川(ピョンアンナムド・ケチョン)から未詳の短距離飛翔体2発を発射した」という合同参謀本部の発表内容とは違う。