米AT&T、ギャラクシーノート7の販売中断を考慮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.09 11:53
米通信会社2位のAT&Tが、サムスン電子「ギャラクシーノート7」の販売中断措置を深刻に考慮していることがわかった。ベライゾンをはじめとする米4大通信会社が大量リコールを進めノート7をサムスンの他の製品に交換しているが、ノート7の市場からの撤収を公式化したケースはAT&Tが初めてだ。
ブルームバーグは、サムスンとAT&Tの両社の事情に通じた消息筋の話として、「5日のサウスウエスト航空機内での火災事件以降、AT&Tがノート7の販売はこれ以上難しいという意思表示をサムスン側にした。現在サムスンと販売中断措置と関連した最終協議を進めている」と報道した。
当初AT&Tはサムスンとの根強い連帯関係を考慮し、ノート7のリコール問題でもサムスンには最大限友好的な姿勢を見せてきた。米消費者製品安全委員会(CPSC)の公式決定以前にもサムスン側の自発的リコール宣言を受けノート7を先制的に交換することもした。