中国・東南アジア・中東…海外進出する韓国の銀行
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.26 09:59
徐辰源(ソ・ジンウォン)新韓銀行長は最近ミャンマー政府が推進する農業開発プログラムに8500万ドル(約937億ウォン)を貸し出することに決めた。「ベトナムに続きミャンマーにも進出してアジア金融ベルトを構築する」という構想だ。権善珠(クォン・ソンジュ)企業銀行長は就任1周年の懇談会で「来年には中東に進出する可能性を念頭に置いている」と明らかにした。カンボジア・プノンペンとインドネシア・ジャカルタ事務所は支店に切り替える計画だ。ウリ銀行はインドネシア法人と現地のサウダラ銀行を合併する手続きを踏んでいる。KB国民、ハナ・外換銀行も海外事務所および支店を開いたり拡大する計画を立てている。
銀行の海外進出に速度が出つつある。中国と東南アジア進出の勢いが高まり、中東などその他の地域へと範囲も広くなっている。9月末現在の韓国内の銀行は34カ国に160カ所の店舗を有している。ミャンマー、中南米、ロシアなどを中心に昨年末より8カ所増えた。