衛星写真がとらえた北朝鮮軍の秘密

衛星写真がとらえた北朝鮮軍の秘密

2010年04月23日08時54分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  ペクリョン島近隣には潜水艇数十隻を隠した地下要塞…休戦ライン・平壌・寧辺には対空砲網

  先月24-27日、軍当局の監視網から抜けた潜水艦2隻。海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没との関連性を排除できないこの潜水艦が発進したのは、ペクリョン島の南側の北朝鮮サゴッ海軍基地だ。

  金泰栄(キム・テヨン)国防部長官は14日、「北朝鮮潜水艦2隻の行方を逃したのは、当日、厚い雲に覆われて、偵察衛星が追跡しにくかったため」と説明している。

  グーグルアースで北朝鮮海軍基地を調べると、重要な事実が明らかになった。衛星写真に表れた

  



  北朝鮮基地は地下要塞化されていることが確認できる。この場合、地下に隠された小型潜水艇の動きを偵察衛星だけで100%追跡が可能かどうか疑問だ。

  これは中央日報が、米国の北朝鮮研究家カーティス・メルビン氏の支援を受けてグーグルアースの衛星写真で確認した結果だ。メルビン氏は07年からグーグルアースを活用しながら北朝鮮の主要施設を公開してきた。

  ペクリョン島近隣には4カ所の北朝鮮海軍基地がある。北側には人民軍西海艦隊司令部がある南浦(ナムポ)沖のビパゴッ基地とチョド基地があり、南側には北朝鮮海軍第8戦隊の母港サゴッ基地とヘジュ基地が布陣している。

  



  衛星がとらえたビパゴッ基地には小型魚雷艇から中型警備艦、ロミオ級(1800トン)、サンオ級(300トン)潜水艦など9隻が停泊しているのが見える。

  南方限界線に近いサゴッ基地は北側の基地に比べると、はるかに地下化されている。特にビパゴッ基地とサゴッ基地には地下に通じる出入口がはっきりと見える。出入口は山を一つ挟んで両側にある。

  地下施設の規模は出入口間の距離から推定できる。グーグルアースに内蔵された距離測定機能を使って測った結果、出入口間の直線距離はビパゴッが592メートル、サゴッが272メートルだった。サッカー場の数倍の大きさの要塞が地下に構築されていると考えられる。この規模なら小型潜水艇は数十隻ほど隠せる。

  地下要塞は2つの利点がある。戦時には制空権で優位な韓米連合軍の空襲から潜水艦と艦艇を保護できる。平常時は偵察衛星の監視網を抜けて隠密な作戦を展開するのに必須だ。夜間や雲が覆う日は、いくら精密な情報衛星でも、地下から潜行して出る小型潜水艇の動きを完ぺきに追跡するのは難しいからだ。

  



  また、韓米情報当局が偵察衛星を通して北朝鮮の軍事施設を24時間監視しているという事実を、北朝鮮の情報当局が知らないはずはない。規模の大きい中大型潜水艦や艦艇は監視を避けにくいとしても、小型潜水艇と魚雷艇は地下要塞に隠して偵察衛星の監視網をかわそうという狙いがあるとみられる。

  メルビン氏が公開した資料によると、北朝鮮軍事施設は陸・海・空に関係なくこのように地下要塞化されている。サゴッ基地から近い黄海南道(ホァンヘナムド)テタン飛行場付近には、山中に戦闘機10余機が隠されていることも確認された。

  メルビン氏は「北朝鮮は制空権で韓米連合軍に劣るのに対処するため、主要施設を地下化し、対空砲も集中配置している」と説明した。

  メルビン氏が公開した資料には、北朝鮮対空砲陣地の位置も表示されている。休戦ラインと平壌・開城・新義州(シンウィジュ)のような大都市はもちろん、核施設が集まっている寧辺(ニョンビョン)にも対空砲隊が細かく構築されている姿を確認できる。

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