LG・ベンツ、情報システム共同開発…より絆が強まった関係(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.26 09:55
人と自動車をつなぐ「コネクティッド・カー」の分野はもう1つのIT-自動車業界間の接点だ。世界的なソフトウェア企業のドイツのSAP(エスエイピー)は自社のビッグデータ分析技術を基にBMW、マクラーレン・レーシングチームなど自動車業界と協力を始めた。自動車が個人に対する膨大なデータを分析し、最適な走行環境はもちろんのこと走行中続けて好みの食堂、最も安いガソリンスタンド、オーダーメード型ショッピング情報などをリアルタイム案内する。SAP側は「現在、ドイツと日本でプロジェクト研究を進行中」と明らかにした。
すでに業界ではITと自動車の接続を2015年の最も目立つトレンドとして注目している。端的には来年1月に米国で開かれる国際電子製品博覧会(CES)に現代車・アウディ・BMW・フォード・ベンツ・トヨタなど11社の自動車メーカーが参加し、基調演説者5人中2人が自動車メーカーの最高経営者(CEO)だ。メルセデス・ベンツのディーター・ツェッチェ会長は無人運転技術が社会と環境に及ぼす影響について、フォードのマーク・フィールズCEOは自動車に適用される最新IT技術と未来自動車についてビジョンを提示する予定だ。
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