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デモ隊に屈服した韓国国防部…THAAD基地への装備搬入保留

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.13 11:46
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慶尚北道星州郡(ソンジュグン)の在韓米軍THAAD(高高度防衛ミサイル)基地に施設工事をするための装備と資材を搬入する計画が、THAADに反対するデモ隊に阻止された。

国防部は12日、砂などを積んだダンプトラック8台など車両15台をTHAAD基地に入れる計画だった。しかしこの日午前4時からTHAAD反対団体の会員や星州住民などデモ隊150人余りがTHAAD基地につながる道にある橋をふさいだ。

 
デモ隊はアルミニウムの棒で作った格子型の枠を橋の上に設置した後、格子の目に一人ずつ入って座り込む方式で橋を封鎖した。さらにデモ隊の上に大きな網をかぶせて頭だけを出した。警察がデモ隊を容易に引き離せないようにするためだ。

警察は墜落事故に備えて橋の下にエアーマットを設置し、午前10時35分ごろデモ隊強制解散作戦に約3000人を投入した。しかし3000人の警察は150人のデモ隊を退去させることができなかった。デモ隊が格子枠を強く握って抵抗したうえ、橋の幅が狭く作戦が進行しなかったというのが警察の説明だ。大小の負傷者も続出し、警察は昼12時ごろ作戦を中断した。

その後、国防部はデモ隊と対話に入り、午後2時ごろ交渉が妥結した。国防部がすでにTHAAD基地に入った老朽装備だけを運び出す条件でデモ隊が退いたのだ。国防部はトレーラー12台にTHAAD基地にあった掘削機・ローラーなどの装備を載せて搬出した。国防部のチェ・ヒョンス報道官は定例記者会見で「この装備は昨年11月に搬入したもので、管理が容易でなく老朽化した」と説明した。国防部は週末まで装備を搬入しないことでデモ隊と合意した。

国防部がこの日搬入しようとしていた装備と資材は、THAAD基地に駐留している韓国軍・米軍およそ400人の生活環境を改善する工事のためのものだ。昨年11月以降、資材搬入がデモ隊に阻止され、環境改善工事は無期限延期になった状態だ。

このためTHAAD基地内の米軍は倉庫や廊下に野戦ベッドを敷いて生活している。料理施設がないためヘリコプターで輸送した戦闘糧食を主に食べている。車両の通行もデモ隊にふさがれ、基地への出入りはヘリコプターを利用する。軍関係者は「梅雨を控えて施設工事が必要だ。数日前に雨が降った時も天井から雨漏りがあった」とし「工事を終えるには3カ月ほどかかる」と話した。汚廃水施設工事も急がれるというのが国防部の説明だ。米軍は韓国政府の消極的な態度に不満を表しているという。

THAAD反対デモ隊側は「人道主義レベルで水と食糧のTHAAD基地搬入は許容する」としながらも「THAADを完全稼働するのに必要な工事には反対する。これはTHAADの韓半島(朝鮮半島)永久駐屯を意味するため」と主張している。THAADは施設工事ができず運用に問題があるが、有事の際、北朝鮮の弾道ミサイル迎撃は可能な臨時配備状態だ。

シン・ウォンシク元合同参謀本部次長は「THAADシステムは砲台1基が1兆ウォン(約1000億円)もするほど米国でも高価な武器」とし「THAAD配備を招いた北核など安保状況が良くなれば、韓国が望んでも米国はTHAADを撤収させるだろう」と述べた。

THAAD基地の敷地に対する一般環境影響評価も昨年10月以降、事実上中断した状態だ。この評価は少なくとも1年かかる。国防部は「一般環境影響評価を始めるには米軍から事業計画書を受けなければならないが、米軍がまだ事業計画書を完成していない」と伝えた。政府筋は「米軍と供与敷地面積について合意していない」と伝えた。

国防部はこの日、立場資料を出し、「民・軍の協議は住民の被害を最小化しながら工事と通行保障のための対話のきっかけを用意した。デモ隊側と16日の通行を議論する計画」と明らかにした。

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