北朝鮮のIT英才30人、ゲームハッキングで外貨稼ぎ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.05 08:38
チョン容疑者らはこのオートプログラムを中国と韓国にあるオンラインゲーム‘作業場’ 1万カ所余りに供給した。作業場には数十-数百台のコンピューターが設置されていて、アイテムを生成してアイテム市場に売る。作業場はオートプログラムの供給を受ける代価として、プログラム1つ当たり毎月約2万ウォンずつの使用料をチョン容疑者らに送った。
このようにしてチョン容疑者らと作業場が稼いだ金額は64億ウォン(約4億6000万円)にのぼる。チョン容疑者らは稼いだプログラム使用料の55%を北朝鮮ハッカーに支払った。今年2月から7月まで毎月1億5000万ウォンずつ計9億ウォンが北朝鮮ハッカーに渡ったという。ハッカーらは北朝鮮に帰った後、稼いだ金のうち月500ドルずつ北朝鮮当局に義務的に出したと、警察は伝えた。