「走る空気清浄機」水素タクシーがソウル市内を走る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.11 13:37
粒子状物質など排ガスが全くない「走る空気清浄機」水素タクシーがソウルを走る。ソウル市は10日午後2時から水素タクシー10台がソウル市内で運行を始めたと明らかにした。
水素タクシーは1回の充填で約600キロを走行できる。充填時間は1台あたり5-6分。タクシーの運転手が一日230キロずつ2交代・12時間運行することを考慮すると、一度交代しても終日運行が可能だ。
タクシー料金は従来の中型タクシーと変わらない。初乗りは3800ウォン(約344円)で、その後は距離料金132メートルあたり100ウォン、時間料金31秒あたり100ウォンが適用される。水素タクシーは排ガスを出さないだけでなく、外部の空気を流入して水素との反応で水を副産物として排出するため、汚染物質浄化機能まで備えている。ソウル市タクシー物流課のキム・ギボン課長は「水素タクシーを1時間運行すると、成人70人が吸い込む空気を浄化する効果がある」と期待を表した。