在韓米軍司令部、ソウルから平沢へ移転
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.22 11:25
在韓米軍司令部が73年ぶりに龍山(ヨンサン)を離れ、平沢(ピョンテク)時代が開始まる。21日の韓国国防部の発表によると、在韓米軍は29日、平沢のハンフリーズ基地に新築された新しい司令部の建物で庁舎開館式を開く予定だ。敷地の面積は24万平方メートル規模で、在韓米軍司令部の新しい庁舎は4階建ての本館と2階建ての別館の2棟だ。これに先立ち、在韓米軍の地上軍である米8軍司令部は昨年7月、平沢に移転した。在韓米軍司令部と国連軍司令部所属の軍人は年末まで全員平沢に移る。龍山基地の中の大型スーパーマーケットとPX(領内売店)は店舗の在庫処分セールに入った。一時、韓国の高官が愛用した将軍食堂であるHartell Houseはすでに営業を終了した。
米軍は1945年9月9日、陸軍第24軍団配下7師団の兵力がソウルと仁川(インチョン)に入り、日本軍を武装解除し、主な施設の保護と治安維持を担当した。その時、24軍団がソウル龍山の朝鮮駐屯軍司令部など日本軍の軍事施設を司令部として使った。その時から米軍の龍山時代が始まった。
その後、1949年に在韓米軍が撤収し米軍事顧問団だけが残ったが、1950年朝鮮戦争が起き、在韓米軍が帰ってきた。在韓米軍は1953年8月再び龍山に戻り、1957年7月に在韓米軍司令部が創設された。