車は試乗してこそ買う…カーシェアリング事業に注力する現代車(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.18 14:20
20代の消費者の自動車消費パターンを把握するのは「おまけ」だ。実際、コナに試乗した消費者は、試乗後に現代車に改善事項・要求事項を提示できる。現代車にとっては新車に対する反応を収集できる機会だ。
市場のトレンドは現代車に不利だ。プジョー2008、シトロエン・カクタス、BMWミニクーパー、フィアット500、日産アルティマなど輸入車業界が韓国市場で2000万ウォン(約200万円)台の車を販売し、20・30代の消費者が生涯最初の車として輸入車を選択するケースが増えた。2013年に71.4%だった現代車グループの国内市場シェアはその後4年間にわたり60%台となっている。自動車整備業者カー123テックのパク・ビョンイル代表は「若い消費者が輸入車を好む傾向がますます強まっていて、これ以上は輸入車企業にシェアを譲れないという危機感が作用したとみられる」と分析した。