奇形児出産の割合が100人中5.5人…16年間で1.5倍に=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.11 09:07
韓国で生まれる新生児の100人に5人程度が奇形児であることが調査された。16年間で約49%増えた。このような奇形児の増加には大気汚染や環境ホルモンなどが影響を及ぼしていると推定されている。イム・ジョンハン仁荷(インハ)大病院教授チームは、2009~2010年ソウル・釜山(プサン)など広域市級以上の7都市で生まれた40万3250人分の健康保険資料を分析した結果を9日、公表した。
2009~2010年基準で先天性奇形児は新生児1万人あたり548.3人だった。赤ん坊100人のうち約5.5人が奇形を持って生まれるという意味だ。性別では男性が306.8人で女性(241.5人)より多かった。新生児に対する奇形児の比率は、1999年に発表された研究論文で1万人あたり368.3人(1993~94年基準)水準だった。