韓国で野外公演中に観客25人転落…16人死亡

韓国で野外公演中に観客25人転落…16人死亡

2014年10月18日07時42分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
  アイドル歌手の野外公演中、地下駐車場の換気口の蓋が崩れ落ち、その上にいた観客27人のうち25人が地下18.7メートル下に転落し、16人が死亡するという事故が発生した。

  17日午後5時53分、京畿道城南市盆唐区三坪洞にある板橋テクノバレーの広場で、ガールズグループ4minuteが公演している途中、地下駐車場の換気口の鉄製のふた8枚のうち3枚が崩れ落ちた。これと同時に換気口の上で公演を見ていた25人が地下4階の駐車場に落ちた。

  この事故で18日0時現在、ユン・チョルさん(35)、ホン・ソクボムさん(29)ら16人が死亡した。また、チョン・ジェウンさん(41)、キム・ソヨンさん(20、女性)ら駐車場に落ちた9人と換気口の縁にぶらさがる格好となった2人の11人がけがをし、盆唐チャ病院と盆唐済生病院、盆唐ソウル大病院など付近の病院で治療を受けた。京畿消防本部は「数人は肺や首を負傷するなど重体」と伝え、死者はさらに増えるとみられる。

  事故を目撃したユ・ソンスンさん(58、女性)は「現場から10メートルほど離れたところで公演を見ていたが、突然、どんという声がしてホコリが上がり、女性の悲鳴が聞こえた」とし「その直後、ホコリの中で数人が落ちるのが見えた」と話した。

  けがをしたユン・テソンさん(40)の職場の同僚パクさん(34)は「ユンさんは少しだけ見てくると言って出て行った。主に周辺の会社員が被害にあった」と話した。

  換気口は傾斜したところにあり、低いところは地面から1.2メートル、高いところは2メートルの高さだった。警察は「公演を見るために観客が一度に換気口のふたの上に立ち、ふたが重さに耐えられず崩れ落ちたとみられる」と述べた。

  崩れ落ちたふたは地下鉄駅の周辺などでよく見られる鉄製のふただ。専門家はふたを支える鉄製構造物の不良資材使用など換気口が不良施工された可能性も提起した。

  目撃者は「司会者が『危ない』と話したが、換気口の周辺に安全要員がおらず、誰も止めなかった」と伝えた。崇実サイバー大学のイ・チャンウ教授(消防防災学)は「公演会場に安全要員を十分に配置せず危険な地下駐車場の換気口の上に多くの人が上がるのを放置した行事進行側の責任が大きい」とし「セウォル号事故後、全国が安全に対する約束をしたが、安全不感症はまだかくれていたということ」と話した。また「換気口は事故の危険が高いが、普段から誰でも上がれるように放置しておいたのがもっと大きな問題」と指摘した。

  事故が伝えられると、盆唐ソヒョン高とソンイル情報高など付近の学校教師が病院に駆けつけ、被害生徒がいないか確認した。病院では遺族が嗚咽する姿が見られた。この日の公演は京畿道と京畿科学技術振興院が主催した「第1回板橋テクノバレー祝祭」の行事の一つだった。事故当時は約1000人が公演を見ていた。
【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事