ソウル市教育監、就任9カ月で当選無効刑
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.24 13:50
昨年6月4日の地方選挙で相手候補の高承徳(コ・スンドク)弁護士(58)の米国永住権保有疑惑を提起した容疑(地方教育自治法違反)で起訴されたチョ・ヒヨン・ソウル市教育監(59)に対する1審裁判で罰金500万ウォン(約55万円)が言い渡された。現行法上、罰金100万ウォン以上の刑が確定すれば教育監職を失い、国庫保全選挙費用約33億ウォンも返納しなければならない。今回の判決で、昨年7月に就任したチョ教育監の職務が直ちに停止するわけではない。
ソウル中央地裁は23日に開かれた国民参与裁判で、「被告(チョ教育監)が高候補の米国永住権保有に関する記者会見をしたが、事実確認を十分にせず、高候補の釈明があった後にもこれを数回公表したのは、明白な虚偽の事実の流布」と明らかにした。20日から4日間続いた裁判に参加した陪審員7人も全員一致で有罪と評決した。